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新戦力MF金久保が決勝点、福岡が山形に逆転勝利で開幕連勝

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[3.10 J2第2節 福岡2-1山形 レベスタ]

 アビスパ福岡はホームでモンテディオ山形に2-1で逆転勝ちし、開幕2連勝を飾った。前半9分に先制を許しながらホーム開幕戦で逆転勝ち。山形は開幕2連敗となった。

 愛媛との開幕戦に1-3で敗れた山形はFW萬代宏樹、MF秋葉勝、DF中村太亮が今季初先発。各ポジションで一人ずつメンバーを変更して臨むと、立ち上がりの前半6分、萬代のアシストから先制に成功した。

 右サイドからドリブルで仕掛けたMF伊東俊がMF廣瀬智靖とのワンツーで中央に走り込み、萬代にパス。流れるようなパスワークに福岡GK神山竜一は飛び出すタイミングを誤り、その隙を見逃さなかった萬代のラストパスにFW中島裕希が合わせ、先制点を奪った。

 1点を追う展開となった福岡だが、前半29分、DF尾亦弘友希がオーバーラップからゴール前へピンポイントクロス。これをFW石津大介が頭で押し込み、同点に追いついた。東京Vとの開幕戦(1-0)に続く尾亦の2試合連続アシスト。1-1で前半を折り返すと、後半10分、MF船山祐二に代えて大宮から期限付き移籍で加入したMF金久保順を投入した。

 この交代が奏功する。後半29分、FW城後寿とのワンツーから金久保が滑り込みながら右足ダイレクトでシュート。これが弧を描きながらゴール右隅に吸い込まれ、逆転に成功した。移籍後初出場で奪った今季初ゴールが決勝点となった金久保は「移籍して、早くゴールが欲しかった。1試合目で取れてよかった。いい雰囲気でトレーニングができていたので、たまたま今日は僕が決勝点を取っただけ」と、謙遜しながら喜んでいた。

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