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岩下が決勝ヘッド、G大阪は今季3勝目で開幕8戦無敗

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[4.14 J2第8節 山形0-1G大阪 NDスタ]

 ガンバ大阪はアウェーでモンテディオ山形に1-0で競り勝ち、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。守備陣は2試合連続の無失点。今季3勝目を挙げ、開幕8戦無敗(3勝5分)とした。一方の山形は4連勝後の2連敗となった。

 G大阪は前半9分、相手のクリアミスを拾ったMF二川孝広の左クロスからFWレアンドロがヘディングシュート。同17分にもDFのパスミスを奪ったレアンドロがそのままシュートまで持ち込んだ。最後のフィニッシュの精度を欠き、先制点とはならなかったが、前半21分、セットプレーから均衡を破る。

 MF遠藤保仁の左CK。ショートコーナーで二川に預け、リターンを受けた遠藤が狙い澄ましたクロスボールを入れると、走り込んだDF岩下敬輔が強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。2試合ぶり今季2点目が先制点となった岩下は「ヤットさん(遠藤)のボールがよかったので、合わせるだけだった」と感謝。「これまでもセットプレーでたくさんチャンスあった中で、なかなか決められてなかった。いいキッカーがたくさんいるので、決められてよかった」と、胸をなで下ろした。

 1点リードで折り返した後半もG大阪のペースで進んだ。後半14分、MF家長昭博が際どい右足ミドルを放つと、同15分にはMF倉田秋のスルーパスに抜け出したレアンドロがGKと1対1の絶好機を迎えた。しかし、シュートはゴール左へ。後半25分、相手CKのカウンターからDF藤春廣輝が一気にドリブルで駆け上がり、そのままシュートまで持ち込んだが、GKの好守に阻まれた。

 試合を決定づける2点目を奪えなかったG大阪だが、守備陣が粘り強く耐えた。後半41分には山形MFロメロ・フランクのミドルシュートがクロスバーを直撃するシーンもあったが、最後まで集中力を切らすことなく、今季3度目の無失点。懸案の守備に安定感も出てきた。

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