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首位・神戸は富山とドロー、今季8戦目で初の無得点

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[4.14 J2第8節 富山0-0神戸 富山]

 首位ヴィッセル神戸はアウェーでカターレ富山と0-0で引き分けた。連勝は3でストップし、今季初のドロー。今季8試合目で初の無得点に終わったが、2位G大阪に勝ち点5差を付け、首位をキープしている。

 3連勝中の神戸は立ち上がりから積極的にゴールを狙う。前半6分、相手のミスからMF小川慶治朗が素早く右足ミドル。同36分にもMFマジーニョのスルーパスから小川が左足で狙ったが、シュートはミートし切れず、GKにキャッチされた。

 前半を0-0で折り返すと、徐々にホームの富山が流れをつかむ。後半6分、右サイドからのMF大西容平のアーリークロスにFW苔口卓也が走り込みながら右足でシュート。決定的な形だったが、GK山本海人が体を張って防いだ。同18分にもボールを奪ったMF朝日大輔のラストパスから苔口が右足で狙ったが、これもGKの好守に阻まれた。

 今季4得点のFWポポを出場停止で欠く神戸はなかなか流れの中からチャンスをつくれない。後半25分、マジーニョの右CKからDF岩波拓也がヘディングシュートを放つが、GKがセーブ。同28分にもマジーニョの左CKに途中出場のFW有田光希が頭で合わせたが、GKに弾かれた。

 終盤は再び富山が猛攻を仕掛ける。しかし、後半31分、FW西川優大の右足ミドルはわずかに枠を外れ、同44分のMFソ・ヨンドクの決定的なシュートもゴール左へ。結局、試合は0-0のまま終了。富山は3試合白星なし(2分1敗)となったが、首位を走る好調・神戸相手に貴重な勝ち点1を手にした。

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