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札幌が逆転で今季ホーム初勝利、J2ホーム通算100勝を達成

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[4.14 J2第8節 札幌2-1徳島 札幌ド]

 コンサドーレ札幌はホームで徳島ヴォルティスに2-1で逆転勝ちし、今季ホーム初勝利を挙げた。先制を許しながら後半にCKから2得点を奪って逆転した札幌。連敗を2で止め、J2でホーム通算100勝を達成した。

 最初にチャンスをつくったのは徳島だった。前半18分、スルーパスに抜け出したFW津田知宏がシュートを放つが、GK杉山哲がセーブ。すると、このプレーで得たCKからゴール前の競り合いでDF福元洋平がMF宮澤裕樹に倒され、PKを獲得した。キッカーは津田。ゆっくりした助走から強烈なシュートを放ったが、GK杉山に阻まれ、こぼれ球に詰めたFW大崎淳矢のヘディングシュートも杉山に止められた。

 絶好の先制機を逃した徳島だったが、前半29分、札幌DFパウロンの中途半端なクリアをMF花井聖が頭で落とし、大崎が後方から来たボールをダイレクトで捉え、ゴール右隅に叩き込んだ。

 前半を1点ビハインドで折り返した札幌は後半10分、MF上里一将のCKからパウロンが強烈なヘディングシュートをゴールネットに突き刺し、1-1の同点に追いつく。パウロンのJ初ゴールで勢いづくと、同29分、またも上里のCKに今度はDF上原慎也が頭で合わせ、逆転に成功した。

 試合はそのまま2-1で終了。同点ゴールのパウロンは「厳しい状況が続いていたが、その中でもサポーターがずっと支えてくれていた。自分が点を取って勝てたのは本当にうれしい」と喜び、「前半、悪い流れが続いていた。(杉山)哲があそこでPKをストップしてくれたおかげで、モチベーションを上げて、後半に逆転することができた。逆転できたのは哲のおかげ」と、守護神のビッグセーブを称えた。

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