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G大阪が2戦連続1-0勝利、ホーム初白星で今季初の連勝

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[4.17 J2第9節 G大阪1-0松本 万博]

 ガンバ大阪はホームで松本山雅FCを1-0で下し、今季初の2連勝を飾った。開幕から4試合連続ドロー中だったホームで待望の今季初勝利。守備陣も3試合連続の無失点に抑え、開幕から9戦無敗(4勝5分)となった。

 立ち上がり早々に先制点を奪った。G大阪は前半4分、MF倉田秋が左サイドに展開し、オーバーラップしてきたDF藤春廣輝がゴール前にクロス。これが松本DF飯尾和也のオウンゴールを誘った。先制後もボール支配率を高めてゲームを支配するG大阪。しかし、前半33分、MF遠藤保仁の直接FKはゴール上へ。同38分には藤春の左クロスから逆サイドのMF家長昭博が右足で狙ったが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 前半は松本にシュート1本しか許さなかったG大阪だが、なかなか追加点を奪えない。後半3分、MF二川孝広のスルーパスに抜け出した倉田がGKと交錯しながらシュートを狙うが、わずかにゴール左へ。同8分にも二川からの浮き球のパスに倉田が反応。しかし、決定機にも右足のシュートはGK白井裕人の好守に阻まれた。

 試合を決定づける2点目が遠いG大阪。後半10分には、右太腿裏痛で欠場のDF今野泰幸に代わってボランチで先発したDF内田達也のパスミスからピンチを招くが、GK藤ヶ谷陽介が果敢な飛び出しでゴールを守る。松本は後半11分、MF玉林睦実のアーリークロスに後半から出場のFW塩沢勝吾が頭で合わせたが、ゴール右に外れた。

 1点リードのまま試合は終盤に入ったが、G大阪守備陣は松本の反撃にも落ち着いて対応。追加点を挙げることはできなかったが、オウンゴールによる1点を最後まで守り抜き、前節の山形戦に続いて1-0の完封勝利を飾った。遠藤は「できればもっと点を取って勝ちたかったけど、みんなよくファイトしていたし、1-0で勝つことも大事だと思う」とコメント。リーグ戦でのホームゲーム勝利は昨年8月25日のJ1札幌戦(7-2)以来となり、「ホームで勝てたことがよかった」と安堵の表情だった。

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