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今季最多4発&4戦連続無失点、G大阪が開幕10戦無敗をキープ

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[4.21 J2第10節 富山0-4G大阪 富山]

 ガンバ大阪はFWレアンドロのハットトリックなどでカターレ富山に4-0で快勝し、3連勝を飾った。4試合連続の無失点で、攻撃陣も今季最多の4ゴール。攻守ががっちりかみ合い、開幕10戦無敗(5勝5分)で2位をキープした。

 試合開始早々の前半42秒、MF倉田秋の右足ミドルをGKが前に弾いたところにレアンドロが詰め、難なく先制点。レアンドロの4試合ぶりの得点で幸先よくリードを奪うと、前半26分にも倉田のスルーパスに抜け出したレアンドロが追加点を奪った。

 前半を2点ビハインドで折り返した富山も反撃を見せる。後半6分、MF國吉貴博の右足ミドルはゴール左へ。同13分には國吉からパスを受けたMF木村勝太が左足を振り抜いたが、惜しくもクロスバーをかすめた。

 劣勢の時間帯を耐えたG大阪は後半23分、MF阿部浩之とのワンツーからPA内に進入したレアンドロが倒され、PKを獲得。これをレアンドロが自ら決め、ハットトリックを達成した。後半30分には左サイドを駆け上がったDF藤春廣輝のマイナスの折り返しを倉田が右足で蹴り込み、4-0。守備陣も最後までゴールを許すことなく、3試合連続の完封勝利を飾った。

 ハットトリックで今季通算6得点となったレアンドロは「最近3試合、なかなか点が取れなくて苦しかったが、今日こうやって点が取れてよかった」と喜び、「4点も取ってアウェーで勝てたのは、自分たちに自信を持つことができる」と強調。開幕10戦無敗にも長谷川健太監督は「まだまだ10節、終わっただけ。また来週に向けて準備していきたい」と気を引き締めていた。

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