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千葉、2点差逆転も…京都と打ち合いドローで4戦勝ちなし

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[4.28 J2第11節 京都3-3千葉 西京極]

 J1を目指すライバル同士の対戦、京都サンガF.C.ジェフユナイテッド千葉の一戦は激しい打ち合いの末、3-3で引き分けた。京都は今季2度目の連勝はならず。一方の千葉も2戦連続の引き分けに終わり、これで4戦連続の勝ちなし(3分1敗)となった。

 前半から点の取り合いとなった。まずは京都。25分、ゴール前左でFKを獲得すると、MF中山博貴が横に小さく出す。中央で受けたFW久保裕也は右足ダイレクトで狙うと、横っ飛びセーブにいったGK岡本昌弘から逃げるようにアウト回転のかかったシュートがゴール右隅に吸い込まれていった。さらに同33分には左サイドから久保がクロスを上げると、ニアでMF工藤浩平がつぶれる。ファーでFW横谷繁が受けると、ワントラップから右足で冷静に蹴り込み、リードを広げた。

 だが千葉も前半のうちに反撃。40分、DF大岩一貴が素早くFKを右サイドのスペースに蹴り入れると、DF米倉恒貴が追いつく。米倉が豪快に蹴り込み1点差に迫ると、迎えた同44分、今度は米倉のアーリークロスを走り込んだFWケンペスが頭で合わせて、試合を振り出しに戻した。

 後半も終盤に激しく動いた。25分、千葉はMF兵働昭弘のCKが直接ポストを叩く。跳ね返りをDF竹内彬が押し込むが、これはハンドを取られ、勝ち越しゴールとはならなかった。

 だが後半36分、アウェーの千葉がついに勝ち越しに成功する。ケンペスのパスを受けたMF佐藤勇人がスルーパスにMF田中佑昌が反応。田中が落ち着いて流し込み、逆転に成功した。しかしリードもつかの間、同42分、京都はDFバヤリッツァがゴールを決めて、熱戦をドローに持ち込んだ。

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