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長崎の不敗記録は11でストップ、京都がオウンゴールの1点を守り抜く

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[5.19 J2第15節 長崎0-1京都 長崎市]

 V・ファーレン長崎の不敗記録が11試合でストップした。ホームで京都サンガF.C.に0-1で敗れ、3月17日の山形戦(0-2)以来、12試合ぶりの黒星。今季3敗目を喫した。

 京都は前半17分、右後方のFKからDF福村貴幸が左足でゴール前に入れると、前に飛び出したGKが触ることができず、DF山口貴弘に当たってゴールマウスへ。ラッキーなオウンゴールで先制に成功した。

 長崎もすぐさま反撃に出るが、前半19分、MF金久保彩の右足ミドルはクロスバーを直撃。同22分、右CKに右足で合わせたDF趙民宇のシュートもゴール上に外れた。同26分にはFKから金久保が狙うが、GKが好セーブ。チャンスをつくりながら1点が遠かった。

 後半もロングボール、セットプレーで同点ゴールを目指した長崎だが、後半23分、金久保の右CKに合わせたFW佐藤洸一のヘディングシュートは枠外。同40分にも金久保の右FKに今度はFW水永翔馬が頭で合わせたが、ゴール上に外れてしまった。

 シュート数は京都の3本に対し、長崎が10本。終盤も怒涛の猛攻を見せたが、1点を取ることができなかった。結局、京都がオウンゴールによる1点を守り抜き、1-0で逃げ切り勝ち。今季2度目の連勝で長崎との勝ち点差も1となった。

 オウンゴールを誘発した福村は「勝ったけど、内容では勝てていない」と厳しい表情。「(長崎は)前からのプレスが早くて、思うようにさせてもらえなかった。次に対戦するときは自分たちのやり方で勝ちたい」と勝利に満足することなく、気を引き締めていた。

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