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今季最多5ゴールを挙げたG大阪が群馬に圧勝

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[5.19 J2第15節 G大阪5-1群馬 万博]

 J2は19日に第15節を行い、ガンバ大阪はホームでザスパクサツ群馬と対戦した。開始早々2分にFWパウリーニョの今季初ゴールで先制したG大阪が、今季最多となる5得点を記録して、5-1で群馬を一蹴。ホーム3勝目を挙げている。

 立ち上がりからG大阪の良さが出る試合になった。前半2分に中盤で細かくパスをつなぐと、MF二川孝広がダイレクトで入れた縦パスを、PA内で受けたパウリーニョが左足でゴールネットに突き刺し、幸先よく先制した。その後、同18分にはDF西野貴治が縦に入れようとしたパスを、FW平繁龍一にカットされてしまう。平繁に独走を許し、GKとの1対1を決められると、その後は立て続けにピンチを迎えた。DF黄誠秀がMF加藤弘堅とのワンツーからPA内に入り、シュートを放ったが、これはクロスバーに助けられる。

 徐々に試合の主導権を取り戻したG大阪は、前半27分にMF倉田秋がレアンドロとのワンツーからPA内に侵入する。中央にはMF遠藤保仁も走り込んだが、倉田が自らシュートを決めて、再びリードした。その後も群馬を攻め立てるG大阪は、39分にもパウリーニョのヒールキックを受けたDF加地亮が右サイドからゴール前に折り返したボールをレアンドロがボレーで決めて、3-1で前半を折り返した。

 後半に入っても試合展開は変わらない。後半15分には速攻から二川が、最終ラインの裏へ抜け出し、シュートを放つ。これはGK北一真に止められたが、こぼれ球を回収した二川が、横でフリーになっていたパウリーニョにパス。これを難なくゴールに流し込み、4点目を記録。さらに、その1分後にも二川のスルーパスを受けて抜け出した倉田が、一度はPA内でバランスを崩したが、立ちあがってから左足でシュートを決めて、今季最多となる5点目を記録した。

 このまま試合は5-1で終了。今季最多得点を挙げたG大阪だが、2得点を挙げたMF倉田は「ハットトリックを決めたかった」と満足せずに「まだ首位になっていないですし、こういう試合を続けていくことが大事。来週もすぐ試合があるので、切り替えてやりたい。5点じゃなくて、もっと6点、7点と点を取り、自分もハットトリックできるように頑張ります」と、貪欲な姿勢を見せた。

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