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広島、昇格組相手の3連戦3連勝…見事なパスワークから湘南崩す

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[5.25 J1第13節 湘南0-2広島 BMWス]

 サンフレッチェ広島が敵地で湘南ベルマーレを2-0で下した。広島は3連勝で勝ち点を23に伸ばした。

 見事のパスワークを見せ、広島が先制に成功した。前半18分、DF塩谷司からのパスを中盤で受けたMF高萩洋次郎がFW佐藤寿人にクサビのパス。佐藤はダイレクトで高萩に返すと、FW石原直樹にダイレクトパス。またもリターンパスが高萩に渡ると、地をはう右足ダイレクトシュートがゴール左隅に吸い込まれていった。

 さらに広島は前半45分、塩谷のスルーパスに右サイドの裏に走り込んだMFミキッチが追いつくと、スライディングでクロス気味のシュートを放つ。これがゴール左隅に収まり、リードを2点に広げた。

 後半に入っても安定したサッカーで確実にゲームを進める広島。33分には右サイドからMF井波靖奈がクロスを上げると、佐藤が頭で合わせる。これはクロスバーに嫌われ追加点とはならなかったが、危なげなく試合を終わらせ、完勝で今季初の3連勝を飾った。

 先制点を奪った高萩は「前線の3人でうまく決めることができた」とゴールシーンを振り返る。前々節の大分戦(1-0)、前節甲府戦(5-1)に続く昇格組相手の3連戦3連勝については「昇格組相手に負けるわけにはいかなかった。去年のチャンピオンとして良かった」と話していた。

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