beacon

湘南が今季14試合目で初の無失点、アウェーで勝ち点1獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.6 J1第14節 仙台0-0湘南 ユアスタ]

 10位・ベガルタ仙台と16位・湘南ベルマーレ。ともに中断期間明けからの巻き返しを目指す両チームの対戦は0-0で引き分けた。

 MF梁勇基、MF富田晋伍をダブルボランチに配置した仙台に対し、湘南は負傷欠場したFWキリノに代わり、2年目のFW大槻周平が1トップとして先発した。

 試合はホームの仙台が優勢に進める。仙台は前半14分、左FKのこぼれ球を逆サイドで拾った左SB蜂須賀孝治の右クロスから中央のDF角田誠が決定的なヘディングシュート。24分にはショートパスで中央を破り、最後はFW赤嶺真吾のスルーパスからFWウィルソンが左足を振りぬいた。

 またウィルソンのくさびを赤嶺が落とし、これをいい形で受けたMF武藤雄樹が右足を振りぬく場面もあった。そして43分には左サイドを縦にえぐった梁勇基からのクロスを赤嶺が決定的なヘディングシュート。だが、これは4月6日の川崎F戦以来の先発となるGK安藤駿介のビッグセーブにあい、得点することができない。

 一方の湘南はFW武富孝介の右足ミドルや前半終了間際にMF永木亮太の左クロスから右MF古林将太が放った決定的なヘディングシュートなどで反撃。後半にもMF菊池大介が右足ミドルを放ち、42分にはカウンターから左サイドを抜けだしたMF高山薫がわずかにDFを外して右足を振りぬく。だがボールはクロスバーを叩いてスコアを動かせることはできず。それでも後半にMF松下年宏、MF佐々木勇人、そしてFW中原貴之を投入して1点を目指した仙台をノーゴールに抑えてアウェーで引き分けに持ち込んだ。 

 アウェーでの今季初勝ち点を挙げた湘南のチョウ・キジェ監督は「今まで6回やって勝ち点ゼロだったので。無失点も今回が初めてだった。きょうの勢いを次の勝ち点3につなげていけるように頑張っていきたい」と今季アウェー7戦目で奪った勝ち点1を次戦での勝利へつなげることを誓っていた。

TOP