西の2得点で東京Vが札幌に競り勝ち7戦ぶり〇
[7.14 J2第24節 東京V2-1札幌 味スタ]
東京ヴェルディがホームでコンサドーレ札幌を2-1で下した。東京Vは6月1日の愛媛戦(2-1)以来、7戦ぶりの白星を挙げた。
DF刀根亮輔が累積警告で出場停止の東京Vは、DF福井諒司が2試合ぶりに先発復帰。それ以外の10人は前節の鳥取戦(1-1)と変更はなかった。対する札幌は前節の福岡戦(3-0)から2人変更。DF日高拓磨とFW内村圭宏がともに2試合ぶりに先発メンバーに復帰した。
試合前に降った雨の影響で若干気温が抑えられたが、逆に蒸し暑さが増した中で試合が行われた試合はいきなり動きを見せた。
前半7分、右サイドからMF森勇介がクロスを上げると、前に出たGK杉山哲がキャッチに行く。しかしこれがミスとなり、こぼれ球に詰めたMF西紀寛が押し込む。杉山の足に当たるが、ふんわりとなったシュートがそのままゴールに吸い込まれ、東京Vに先制点が生まれた。
だがその後は徐々に札幌が押し込む展開になる。しかし31分にMF荒野拓馬が放った狙い澄ましたミドルシュートはわずかに右に外れる。同36分には日高が浮き球パスで抜け出すが、シュートはミートせず。37分には内村が完全に抜け出しかけるが、前に出たGK佐藤優也が懸命のクリアを見せ、札幌に得点を与えなかった。
後半最初にチャンスを作ったのは、前半は得点となった西のシュート1本に終わっていた東京Vだった。7分、右サイドから森がグラウンダーのクロスを入れると、高原がダイレクトで合わせる。しかし惜しくもクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。
札幌も直後にビッグチャンスを作る。DF奈良竜樹が高い位置でボールを奪い、MF岡本賢明にパス。左サイドから走り込んだDF上原慎也にラストパスを出すが、上原の放った決定的なシュートを佐藤に右手一本で弾き出され、こちらも得点のチャンスを逃した。
我慢比べとなった試合。しかし東京Vは個の力でこ状況を打開する。後半15分、西が中央を強引にドリブル突破。DF2人をかわすと、最後は前に出たGKをチップキックで浮かせるシュートでかわしてゴールネットを揺らした。この日2得点の西は得点と同時にお役御免となった。
だが札幌も諦めない。後半28分、エリア内で細かいワンタッチパスをつないだ札幌は、途中出場のFW前田俊介がシュート。このシュートはGKに防がれるが、跳ね返りを内村が押し込み、再び1点差に詰め寄った。
後半31分には両チームが特別指定選手となっている大学生を投入。東京Vは特別指定選手に登録されたばかりの慶応義塾大に在学中のMF端山豪を初出場させる。対する札幌も阪南大に在学中のFW工藤光輝を投入し得点を奪いに行った。
直後にチャンスを作ったのは札幌。後半35分、右サイドからFKを獲得すると、MF砂川誠のキックにDFチョ・ソンジンが飛び込む。しかしヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩き、こぼれ球にも猛然と札幌の選手が詰めるが押し込めなかった。
試合はこのまま2-1で東京Vの勝利で終了した。勝ちなしを6戦で止めた東京Vは、札幌と同勝ち点の32となった。
(取材・文 児玉幸洋)
東京ヴェルディがホームでコンサドーレ札幌を2-1で下した。東京Vは6月1日の愛媛戦(2-1)以来、7戦ぶりの白星を挙げた。
DF刀根亮輔が累積警告で出場停止の東京Vは、DF福井諒司が2試合ぶりに先発復帰。それ以外の10人は前節の鳥取戦(1-1)と変更はなかった。対する札幌は前節の福岡戦(3-0)から2人変更。DF日高拓磨とFW内村圭宏がともに2試合ぶりに先発メンバーに復帰した。
試合前に降った雨の影響で若干気温が抑えられたが、逆に蒸し暑さが増した中で試合が行われた試合はいきなり動きを見せた。
前半7分、右サイドからMF森勇介がクロスを上げると、前に出たGK杉山哲がキャッチに行く。しかしこれがミスとなり、こぼれ球に詰めたMF西紀寛が押し込む。杉山の足に当たるが、ふんわりとなったシュートがそのままゴールに吸い込まれ、東京Vに先制点が生まれた。
だがその後は徐々に札幌が押し込む展開になる。しかし31分にMF荒野拓馬が放った狙い澄ましたミドルシュートはわずかに右に外れる。同36分には日高が浮き球パスで抜け出すが、シュートはミートせず。37分には内村が完全に抜け出しかけるが、前に出たGK佐藤優也が懸命のクリアを見せ、札幌に得点を与えなかった。
後半最初にチャンスを作ったのは、前半は得点となった西のシュート1本に終わっていた東京Vだった。7分、右サイドから森がグラウンダーのクロスを入れると、高原がダイレクトで合わせる。しかし惜しくもクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。
札幌も直後にビッグチャンスを作る。DF奈良竜樹が高い位置でボールを奪い、MF岡本賢明にパス。左サイドから走り込んだDF上原慎也にラストパスを出すが、上原の放った決定的なシュートを佐藤に右手一本で弾き出され、こちらも得点のチャンスを逃した。
我慢比べとなった試合。しかし東京Vは個の力でこ状況を打開する。後半15分、西が中央を強引にドリブル突破。DF2人をかわすと、最後は前に出たGKをチップキックで浮かせるシュートでかわしてゴールネットを揺らした。この日2得点の西は得点と同時にお役御免となった。
だが札幌も諦めない。後半28分、エリア内で細かいワンタッチパスをつないだ札幌は、途中出場のFW前田俊介がシュート。このシュートはGKに防がれるが、跳ね返りを内村が押し込み、再び1点差に詰め寄った。
後半31分には両チームが特別指定選手となっている大学生を投入。東京Vは特別指定選手に登録されたばかりの慶応義塾大に在学中のMF端山豪を初出場させる。対する札幌も阪南大に在学中のFW工藤光輝を投入し得点を奪いに行った。
直後にチャンスを作ったのは札幌。後半35分、右サイドからFKを獲得すると、MF砂川誠のキックにDFチョ・ソンジンが飛び込む。しかしヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩き、こぼれ球にも猛然と札幌の選手が詰めるが押し込めなかった。
試合はこのまま2-1で東京Vの勝利で終了した。勝ちなしを6戦で止めた東京Vは、札幌と同勝ち点の32となった。
(取材・文 児玉幸洋)