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徳島が今季初の逆転勝ちで2年ぶり4連勝…群馬は4連敗

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[7.20 J2第25節 徳島4-1群馬 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティスがホームでザスパクサツ群馬を4-1で逆転で下し、11年7月以来の4連勝を飾った。勝ち点を38に伸ばした徳島は順位を1つ上げて7位に浮上した。群馬は出口の見えない4連敗となった。

 先制したのはアウェーの群馬だった。MF青木孝太のスルーパスにMF小林竜樹が反応。MF青山隼と競り合いながらもゴール前に侵入すると、右足を振り抜く。これが見事ゴールネットを揺らした。小林にとって待望の今季初ゴールとなった。

 4試合ぶりに失点した徳島だったが、前半のうちに試合を振り出しに戻す。39分、FW大崎淳矢がDF小柳達司にエリア内で倒されPKを獲得。これをFW津田知宏がゴール中央に蹴り込み、同点に追いついた。

 後半は徳島が圧巻のゴールラッシュを見せる。まずは9分、左サイドからのFKを獲得すると、MF柴崎晃誠が素早いボールをゴール前に入れる。これにFW鈴木達也が飛び込むが合わせられない。しかしこれがGKへのブラインドとなって、クロスボールがそのままゴールに吸い込まれていった。

 さらに徳島は後半38分、この日2度目のPKを途中出場のFWドウグラスが獲得すると自ら決めて3点目。さらに同40分にはMF宮崎光平のスルーパスからドウグラスが決めてダメを押した。

「本当にうれしい。これからもどんどん勝っていきたい」と話したのは2得点のドウグラス。小林伸二監督は「慌てずチャンスを作ったのが良かった。チャンスをしたたかに狙うチームに変わりつつある」と今季初の逆転勝利を飾ったイレブンを称えた。

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