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山瀬4戦連発!京都が土壇場ゴールで勝ち点1獲得

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[7.20 J2第25節 北九州1-1京都 本城]

 5位・京都サンガF.C.は後半44分に元日本代表FW山瀬功治が決めた劇的な同点ゴールによって20位・ギラヴァンツ北九州と1-1で引き分けた。

 0-1で迎えた後半44分、追い詰められた京都を31歳のアタッカーが救う。京都はMF横谷繁がDFの頭上をわずかに越えるループパス。これを胸でコントロールしたFW原一樹が右サイドから中央へ折り返すと、山瀬が右足ダイレクトでゴール右隅へねじ込んだ。ホームでの北九州戦(6月3日)を1-2で落としていた京都にとっては雪辱戦。勝ち点3を獲得することはできなかったが、山瀬の4試合連続ゴールで引き分けに持ち込んだ。
 
 先制したのは北九州だった。後半3分、北九州は左中間でボールを持ったMF新井純平がスルーパス。FW池元友樹はシュートへ持ち込むことができなかったものの、すぐさま立て直して後方からPAへ入り込んだMF森村昂太へボールを落とす。これを背番号6が左足で撃ちぬくと、豪快な一撃がゴール右隅へ突き刺さった。

 前半から高い位置でボールを奪ってシュートへ持ち込むサッカーを見せていた北九州。前半37分に森村の絶妙なループパスからDF宮本亨が決定的なシュートを放つなど相手ゴールヘ迫っていたチームは、後半立ち上がりに訪れたビッグチャンスを確実に活かした。対する京都は後半33分、原の折り返しを山瀬が右足ダイレクトで決定的なシュート。これが北九州GK武田博行のビッグセーブに阻まれるなど1点を奪うことができずにいたが、ハーフタイムに大木武監督から「焦れずに強い気持ちを持って、自分たちのサッカーを続けていくこと」と指示を受けていた京都は44分に再び訪れたチャンスをゴールへ結びつけ、何とか勝ち点1を獲得した。

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