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17試合ぶり先発の原2発!京都が4位浮上

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[7.27 J2第26節 京都2-1福岡 西京極]

 5位・京都サンガF.C.と6位のアビスパ福岡との上位対決はFW原一樹の2ゴールによって京都が2-1で勝利。京都はこの日敗れた長崎をかわして4位へ浮上した。

 4月17日の岡山戦以来17試合ぶりに先発した原が2発。チームに大きな勝ち点3をもたらした。試合後のインタビューで原は「昨日長男の叶翔(かなと)の誕生日だったので、きょう絶対ゴールを取るぞと、パパの力を見せることを約束していた。その中で2点取れて良かったです」と会心の笑顔を見せていた。

 1点目は0-0の後半11分に生まれた。京都は中盤でインターセプトしたMF横谷繁がスルーパス。「ヨコ(横谷)がいいパスくれたので決めるだけでした」と抜け出した原はGKの動きを冷静に見極めて右足のチップキックで先制ゴールを沈めた。
 
 前半はあまりボールに絡むことができていなかった原だったが、ワンチャンスをしっかりとものにして大仕事。さらに後半19分には左サイドでシュートのこぼれ球を拾ったFW山瀬功治からの折り返しを受けると、DFを外してから左足シュートをゴール右隅へねじ込んだ。この日の2発でチーム単独トップの9得点とした原は「どんどんゴールを取って、チームの勝利に貢献できるようにこれからも頑張っていく。本当にたくさんの人が応援してくれて、たくさんの人がスタジアムに来てもらえるようなサッカーができるように頑張る」とさらなる活躍へ意気込んでいた。

 2連勝中だった福岡もチャンスをつくっていた。だが前半終了間際にMF金久保順のスルーパスからFW城後寿が抜け出すも、GKオ・スンフンのビッグセーブに阻まれて得点することができず。0-2の後半24分には交代出場のFW西田剛の右クロスをニアサイドへ飛び込んだFW坂田大輔がダイレクトでの右足ヒールキックでゴールヘ流し込む。これで1点差としたが、相手の好守の前にそれ以上の追撃をすることができず。勝ち点3差の京都に並ぶことはできなかった。

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