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連勝チーム対決は徳島が千葉撃破!クラブ新の5連勝達成!

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[7.27 J2第26節 千葉1-2徳島 フクアリ]

 6連勝中の3位・ジェフユナイテッド千葉と4連勝中の7位・徳島ヴォルティスとの一戦は、アウェーの徳島が2-1で勝利。クラブ新の5連勝を達成した。

 徳島は後半アディショナルタイムにFWドウグラスが2枚目の警告を受けて退場。後半はアディショナルタイム表示の3分間を大きく越えて51分に突入していた。だが、徳島の集中力は切れない。ラストプレーとなった千葉の左CKを白いユニフォームがクリア。直後に試合終了の笛が鳴ると、徳島イレブンがハイタッチで勝利を喜び合った。

 3位・千葉をアウェーで下して6位浮上。先制点を決めたMF大崎淳矢は試合後のヒーローインタビューで「戦い方というか、浸透してきているなっていう手応えがありますし、やっていて負ける気がしないです」と胸を張り、小林伸二監督も「前半、すごくいいリズムの中でイージーミスで取られて一回ピンチがあったが、ああいう時に頑張れるようになった。いい状態の時にもう一踏ん張りするというところが少しずつチームに根付いているところがあると思う。今、すごくいい状態なので、ましてはジェフさんに勝ったことは自信になると思います」と頷いた。

 後半立ち上がりなどの押し込まれた時間を凌いだ徳島は、後半16分に先制点を奪う。PAやや外側で相手DFからインターセプトしたドウグラスがGKとの1対1から左サイドでフリーの大崎へラストパス。これを大崎が右足ダイレクトでゴールヘ流し込んで先制した。

 さらに徳島は24分、自陣での左スローインからCB福元洋平が左足で相手ディフェンスラインの背後へ縦パスを落とす。抜け出したドウグラスがGKの中途半端なポジショニングを見逃さずにすかさず左足ループシュート。これがゴールヘ吸い込まれて2-0となった。主力のFW鈴木達也、左SBアレックスと立て続けにケガ人が出た中での千葉戦だったが、大崎が「ボクたちは1試合も落とすつもりはない。しっかりと叩くことができて良かった」と振り返ったように、自信を持って戦っている徳島が、J1昇格へのライバルから勝ち点3をもぎ取った。

 一方、シュート数で16対11と上回った千葉だが、2点ビハインドの後半32分にミスからディフェンスラインでインターセプトされ、抜け出した大崎をファウルで止めたDFキム・ヒョヌンが一発退場。他にもイージーミスの目立つ試合だった。それでも後半43分に交代出場のMF兵働昭弘の左足シュートで1点差としたが、あと1点届かなかった。

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