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代表帰りの柿谷は不発…新潟がC大阪に競り勝ち今季初の連勝

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[7.31 J1第18節 新潟1-0C大阪 東北電ス]

 アルビレックス新潟はホームでセレッソ大阪に1-0で競り勝ち、今季初の連勝を飾った。FW柿谷曜一朗ら東アジア杯に出場した日本代表3選手が先発したC大阪だが、後半戦初戦は無得点の零封負けに終わった。

 東アジア杯で3ゴールを記録し、得点王に輝いた柿谷だったが、この日は厳しいマークに遭い、なかなかボールが入らなかった。C大阪は前半34分、左サイドをオーバーラップしたDF丸橋祐介のマイナスに折り返しに東アジア杯MVPのMF山口螢が右足で合わせたが、シュートはゴール上へ。一方の新潟は韓国代表DF金珍洙が果敢な攻撃参加を見せ、左サイドからチャンスをつくった。

 0-0で折り返した後半開始からC大阪は2人を同時交代。MF扇原貴宏、MF南野拓実を下げてFW杉本健勇、MF楠神順平を投入し、徐々に攻勢を強めた。後半14分にはMFシンプリシオからの縦パスに反応した柿谷が正確なトラップで前に運び、シュートフェイントから絶妙な横パス。走り込んだFWエジノが右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーを直撃した。同17分の山口の右足ミドルもGK東口順昭の好セーブに遭い、決定機を生かせない。するとセットプレーから新潟に決勝点を決められた。

 後半27分、新潟はMF三門雄大の右CKにFW川又堅碁がニアサイドで合わせるヘディングシュート。GKキム・ジンヒョンがこぼしたボールをDF大井健太郎が左足で蹴り込み、待望の先制点を奪った。終盤はC大阪が怒涛の反撃を見せるが、最後まで体を張って対抗。そのまま1-0で逃げ切り、前節・湘南戦(2-0)に続く2試合連続の完封勝利で今季初の連勝を飾った。


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