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首位攻防戦で明暗くっきり、広島は5連勝&9戦不敗、大宮は3連敗

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[7.31 J1第18節 広島3-1大宮 Eスタ]

 この強さはどこまで続くのか。首位のサンフレッチェ広島はホームで2位大宮アルディージャと対戦し、3-1で勝利した。広島はこれでリーグ戦5連勝。9戦敗けなしで首位をキープした。

 J1リーグ戦は今節より後半戦に突入。現在、広島はリーグ戦4連勝中で8戦敗けなし。前半戦最終戦となった前節の仙台戦に勝利し、今季初の首位に浮上した。後半戦初戦の勝ち点で並ぶ2位大宮。いきなりのビッグマッチを迎えた。

 得点シーンはいきなりやってきた。前半3分、左サイドからMF山岸智がクロスを上げると、FW石原直樹が打点の高いヘッドで合わせる。今季5点目を古巣相手に突き刺し、幸先よく先制に成功した。

 だがペースは徐々に大宮に傾く。だが24分のDF上田康太のクロスをFW長谷川悠がヘッドで合わせたシュートはクロスバー。33分のDF菊地光将のボレーシュートはGK西川周作の好セーブに防がれた。

 1点ビハインドで折り返した大宮は後半開始からFWズラタンとFW富山貴光を投入。一気の2枚替えで同点ゴールを目指した。

 すると後半29分、ついに大宮に同点ゴールが生まれる。左サイドからMF渡邉大剛が中に切り込みながら侵入。左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に吸い込まれていった。

 さらに勢いに乗った大宮は広島ゴールに襲い掛かる。しかし同点とした直後に見せた波状攻撃では、シュートがゴールポストに嫌われるなど、優位にゲームを進めていた時間帯で勝ち越すことが出来なかった。

 すると迎えた後半36分、MF高萩洋次郎の蹴ったFKに石原が飛び込む。GK北野貴之も懸命の飛び出しを見せたがわずかに届かず、広島に勝ち越しゴールが生まれた。

 後半39分にはMF金澤慎が一発退場となるなど、気合が空回りした大宮。アディショナルタイムには石原にハットトリックとなるダメ押し弾を食らいまさかのリーグ戦3連敗。開幕ダッシュを決めていた大宮だが、後半戦は厳しい船出となった。

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