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鹿島が4戦ぶり白星、4連敗の大宮は今季初の無得点で4位後退

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[8.3 J1第19節 鹿島1-0大宮 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームで大宮アルディージャを1-0で下し、4試合ぶりの白星を飾った。大宮は今季初の無得点に終わり、泥沼の4連敗となった。

 前節・名古屋戦(1-3)でFWダヴィ、MF本山雅志が負傷交代し、FW大迫勇也が1トップで先発した鹿島。東アジア杯でも活躍した背番号9は立ち上がりから果敢にミドルシュートを狙う。前半29分にはMF遠藤康から縦パスを受けた大迫が鋭いドリブルでDF高橋祥平をかわしてPA内に進入。マイナスの折り返しにMF土居聖真が合わせたが、シュートはミートし切れず、枠を外れた。

 今季初出場初先発となった土居は後半2分にも果敢にミドルシュートを放つ。波状攻撃に出る鹿島は後半5分、セカンドボールを土居がつなぎ、MF小笠原満男がダイレクトで縦パスを遠藤に通した。遠藤は右45度から左足でカーブをかけ、ゴール左上隅に流し込む。「(小笠原)満男さんからいいボールが来て、トラップがうまくいった」。自身のJ1通算100試合出場の節目の一戦で貴重な先制点を奪った。

 後半13分には土居に代えて来季新加入も内定している特別指定選手のFW赤崎秀平を投入。Jデビューとなった赤崎は積極的なプレーを見せ、1点リードのまま試合は終盤に入った。後半42分には5試合ぶりの出場となるDF岩政大樹を投入し、逃げ切り体勢に入った鹿島。最後まで1点を守り抜き、9試合ぶりの無失点で終えた。

 大宮は先発に復帰したFWズラタンがフル出場したが、プレーに精彩を欠き、ゴールが遠い。途中出場のFW鈴木規郎は果敢に左足でミドルシュートを狙ったが、決め切れなかった。今季初の無得点で悪夢の4連敗。順位も横浜FM、浦和に抜かれ、4位に後退した。

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