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故・松田氏の命日に…群馬が松本を下し6試合ぶり白星

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[8.4 J2第27節 群馬3-0松本 正田スタ]

 故・松田直樹氏の命日である4日、松田氏の出身地・群馬でザスパクサツ群馬と松田氏が最後に在籍した松本山雅FCが対戦し、3-0で群馬が勝った。群馬は6試合ぶりの白星となり、最下位を脱出した。

 群馬は前半19分、FW横山翔平のCKからニアに飛び込んだDF乾大知がダイビングヘッドで合わせ、先制に成功。同42分にもFW平繁龍一の浮き球のパスからMF永田亮太が左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 2点リードで折り返した後半に入っても、群馬は攻撃の手を緩めない。後半38分にはカウンターからMF青木孝太が左足で試合を決定づけるダメ押しゴール。秋葉忠宏監督は、「群馬出身の(松田)直樹が僕らに力を与えてくれた。最後まで粘り強く戦ってくれて、ゼロで終わりにすることができたのはチームにとって大きい」と、6試合ぶりの完封勝利を喜んだ。

 松本は松田氏の命日に勝利を挙げることができず、今季2度目の連勝を逃した。反町康治監督は「多くのサポーターに応援に来てもらって、良い思いをして帰ってもらいたかったが、まったく違う結果になった。申し訳ないと思う。勝ちたいという気持ちや決死の思いが足りなかった」と唇を噛んだ。


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