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2ゴールで9戦9発のG大阪 FW宇佐美「残り9試合、全部勝つ」

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[9.15 J2第33節 G大阪5-0水戸 万博]

 2シーズン前の欧州CL決勝でベンチ入りしていた男は、やはりJ2では別格の存在だ。今夏、ガンバ大阪に復帰したFW宇佐美貴史は15日の水戸ホーリーホック戦で2ゴールを記録。G大阪復帰後の9試合で9ゴールを挙げるという高い決定力を示している。

 水戸戦は、台風18号の影響から、激しい雨が降る中での試合になった。この試合に臨むに当たり、宇佐美は「とにかく勝つこと。内容どうこうより、しっかり勝ち点3を取ることだけ意識していました」と振り返る。そして、5-0という大差がついた試合については「前半からしっかりボールは支配できていましたし、前半は1点しか取れませんでしたが、このまま続けていけば、後半は点が入ると分かっていました。イメージ通りにいって良かったなと思います」と、振り返った。

 試合を優位に進めるために不可欠だった先制点を挙げたのは、宇佐美だった。前半20分にMF遠藤保仁のCKから、珍しくヘディングでゴールネットを揺らしている。「ヘディングでは、なかなか(点を)取っていないので、予想外でした。ヤットさん(遠藤)が良いボールを上げてくれたので、当てるだけで良かった。まぁ、ラッキーでした」と、笑顔を見せた。

 後半34分にもゴールを決めた宇佐美は、1試合平均1得点という高い決定力を見せつけている。「今のところは悪くない(数字)かなと思いますが、まだまだ満足せずにやっていきたい。チームに一番貢献できるっていう意味では、得点が一番なので。このまま続けていきたいと思います」と、継続していくことが重要だと強調する。

 残り9試合。首位に立つG大阪のJ1復帰は、確実に近付いている。第34節でG大阪はアウェーで松本と対戦する。「理想は残り9試合全部勝つこと。残り9試合勝って、J2優勝してJ1に行ければベストなので、それを目標にやっていきたいと思います」と言い、最後は「サポーターがいるのといないのでは、だいぶ違うので、これからも雨でも晴れでも、応援よろしくお願いいたします!」と、サポーターに呼びかけた。


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