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2位神戸が3位徳島に逆転勝ち、5連勝で首位G大阪に並ぶ

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[9.22 J2第34節 神戸3-2徳島 神戸ユ]

 2位ヴィッセル神戸対3位徳島ヴォルティスの上位対決は神戸が3-2で逆転勝ちし、今季最多の5連勝を飾った。勝ち点71で首位・G大阪に並ぶと、暫定ながら3位との勝ち点差も「14」に広げた。徳島は6月29日のG大阪戦(0-2)以来、13試合ぶりの黒星。順位も暫定4位に後退した。

 立ち上がりは徳島のペースで進んだ。前半12分、MF濱田武のスルーパスからMFアレックスがPA内左に走り込み、ゴール前にクロス。FWドウグラスがスルーしたファーサイドからMF宮崎光平が左足で流し込み、先制点を奪った。

 さらに徳島は前半25分、左CKのチャンスからPA内でドウグラスがDF奥井諒に倒され、PKを獲得。ドウグラスのキックは一度はやり直しとなったが、蹴り直しも落ち着いて決め、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなった神戸だが、直後に1点を返す。前半29分、右サイドでボールを持ったFWポポはクロスと見せかけ、角度のない位置から思い切って右足でシュート。これが左ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれた。

 1点差に追い上げて折り返した後半立ち上がりの4分、DF相馬崇人の左クロスに走り込んだFW小川慶治朗が右足で合わせ、同点弾。さらに後半9分、MFマジーニョのFKがDFに当たってゴールに吸い込まれ、3-2と逆転に成功した。

 シュート数では徳島の27本に対し、神戸が10本と苦しい展開だったが、勝ち点3を手にしたのは神戸。自動昇格に大きく前進する勝利となったが、小川は「僕たちはあくまで優勝しか目指していない。この1勝に満足せず、優勝を目指してがんばっていきたい」と力強く話していた。


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