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ダービーに勝利した清水ゴトビ監督「磐田の成功を祈っている」

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[10.27 J1第30節 磐田0-1清水 ヤマハ]

 宿敵とのダービーマッチに勝利し、清水エスパルスアフシン・ゴトビ監督は、ご満悦だった。後半35分にFW大前元紀が決めたPKで1-0の勝利を収めた試合後、「ダービーは常に難しい。特に、このファンとの距離が近い会場は、選手たちに大きな影響を与えます。こういう雰囲気が毎試合Jリーグで続けばいいと思います」と、ダービーの難しさを語り「メンタル面、フィジカル面を選手たちがしっかり出してくれて、前半も、後半もチャンスを多くつくれていた」と、胸を張った。

 前節、清水は鳥栖を相手に撃ち合いのゲームを制した。その試合以上の喜びがあると、ゴトビ監督は明かす。「ファンの方は、前回のような6-4という試合を好むかもしれませんが、私としては今日の1-0という試合、無失点で抑えることができた試合を嬉しく思います。チーム、スタッフを代表して、この勝利をサポーターに捧げたい」と胸を張った。

 13時にキックオフされたヴァンフォーレ甲府とFC東京の試合が、1-1の引き分けで終わったため、この日、磐田の降格は決まらなかった。しかし、残り4試合を全勝しても、甲府が勝ち点2以上を挙げた時点で降格が決まる。厳しい状況に追い込まれたライバルに対し、ゴトビ監督は「磐田というチームを外国人の監督として、非常にリスペクトしています。彼らの成功を祈っております」と、メッセージを送った。

(取材・文 河合拓)
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