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カズが今季2点目を記録も…松本に敗れた横浜FCの今季昇格は消滅

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[11.3 J2第39節 横浜FC 1-3 松本 ニッパ球]

 J2は3日、各地で第39節を行い、横浜FCはホームで松本山雅FCと対戦した。勝利以外の結果では、プレーオフ出場の可能性が潰える横浜FCは、松本に先制点を許すが、前半38分にFW三浦知良のゴールで同点に追い付く。しかし、後半に2点を決められると1-3で敗戦。2シーズン連続でのプレーオフ出場は叶わなかった。

 前半15分、7位の松本はMF岩上祐三のスローインからチャンスをつくる。ロングスローを警戒する相手の裏を欠く形で、短いボールを味方に預けた岩上は、リターンパスを受けるとゴール前にクロスを入れる。これが横浜FCのDFがクリアーしたボールが流れると、FW塩沢勝吾がヘッドでゴールに押し込み、1点を先制する。

 勝ち点3が必要な横浜FCも、前半38分に同点に追い付く。MF寺田紳一が左にパスを展開すると、左SB中島崇典が縦に仕掛けてクロスを入れる。ゴール前に走り込んだカズが、DFの死角から飛び込み、ヘディングで同点ゴールを記録。自身の持つJリーグ最年長ゴール記録を46歳8か月8日に更新したカズは、『カズダンス』でゴールを祝った。

 しかし、その4分後、横浜FCにアクシデントが起きる。DFペ・スンジンが負傷で、DF野上結貴との交代を強いられる。前半は1-1で折り返した横浜FCだったが、後半7分には塩沢に2点目を決められると、同24分にもDF飯田真輝に追加点を決められて万事休す。

 後半16分まで出場したカズの奮闘も虚しく、今シーズンの横浜FCのJ1昇格の道は絶たれることとなった。一方、前節の福岡戦(2-1)に続き、2連勝を飾った松本は、勝ち点を60に伸ばしている。

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