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終盤にミスから失点の千葉、札幌に敗れて今節のPO進出決定ならず

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[11.3 J2第39節 札幌 1-0 千葉 札幌ド]

 J2は3日に各地で第39節を行い、コンサドーレ札幌とジェフユナイテッド千葉が対戦した。後半36分にFW内村圭宏がゴールを決めた札幌が、1-0で勝利してJ1昇格プレーオフ進出に望みをつないだ。

 立ち上がり、最初に決定機をつくったのは札幌だった。前半6分、速攻から内村がドリブル突破。DFを引き付けておき、MF河合竜二にパス。河合のシュートは枠を捉えたが、GK岡本昌弘が枠外へ弾き出した。3連勝中の千葉も、すぐに反撃に転じる。MF兵働昭弘、FWケンペスらがゴールに迫るが、得点を挙げられないまま、前半をスコアレスで折り返す。

 後半に入ると、再び札幌が速攻からチャンスをつくる。左サイドを抜け出したDF上原慎也が上げたクロスに対し、ニアサイドで内村が潰れると、ゴール中央に走り込んだMF宮澤裕樹が体でボールをゴールに押し込んだ。しかし、これはオフサイドと判定されてゴールは認められない。

 さらに札幌は、後半36分に相手のミスを突く。DF米倉恒貴のバックパスに対して、DF竹内彬はGK岡本昌弘に飛び出しての処理を要求する。岡本の出足が遅れたところを逃さなかった内村が、スライディングでボールを奪うと、無人のゴールにボールを蹴り込んだ。

 この1点で札幌が1-0で勝利し、勝ち点を57に伸ばした。一方、3連勝中だった千葉は、勝ち点64で足踏み。プレーオフ進出確定は、次節以降に持ち越しとなった。札幌は次節・首位の神戸と、千葉は次節・長崎とそれぞれ対戦する。


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