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高校時代からのライバル、熊本FW北嶋と福岡DF古賀が涙の抱擁

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[11.10 J2第40節 熊本1-1福岡 うまスタ]

 ロアッソ熊本アビスパ福岡の今シーズン最後の“バトル・オブ・九州”は、1-1で引き分けに終わった。

 徳島が岡山に勝利したため、福岡のプレーオフ進出の可能性は試合前に確定。だが序盤から福岡が主導権を握りゲームを進めた。前半は無得点で折り返したが、迎えた後半13分、船山の右サイドからのFKをFW坂田大輔が頭で合わせる。坂田のキャリアハイとなる11点目で福岡がついに先制に成功した。

 一方の熊本も後半27分、FWファビオの右クロスに途中出場のFW北嶋秀朗が得意のニアに飛び込むが、ゴールは遠い。だが後半アディショナルタイム、MF大迫希の右クロスにMF養父雄仁が滑り込みながら左足で押し込むと、ボールはゴールネットに収まり、土壇場で熊本が引き分けに持ち込んだ。

 試合後には今シーズン限りで現役を引退する北嶋と福岡DF古賀正紘がユニフォームを交換。市立船橋高出身の北嶋と東福岡高出身の古賀は、ともに高校時代から注目を集め、代表格として同世代を引っ張ってきた。07年から10年までともに柏レイソルでもプレー。盟友の引退に古賀も目に涙を浮かべながら、熱い抱擁をかわし労をねぎらっていた。


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