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横浜FMで12年ぶりに10番を背負う俊輔「昔と変わらぬ重み」

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 横浜F・マリノスは19日、横浜市内で新体制発表会を行い、選手背番号とともに新ユニフォームを発表した。FW小野裕二のスタンダール・リエージュ(ベルギー)移籍後、空き番号となっていた10番はMF中村俊輔に決定。10年に横浜FM復帰後は25番を背負ってきた俊輔が横浜FMで10番を付けるのは、02年以来、12シーズンぶりとなる。

 新ユニフォームに身をまとい、サポーターの前で10番をお披露目した中村は「(木村)和司さんが付けていた番号だし、3年目で初めて付けたときと変わらず、重みを感じる」と、率直な思いを語った。

 桐光学園高(神奈川)から97年に横浜M(現・横浜FM)に入団した中村は1、2年目こそ25番だったが、3年目の99年から背番号10に変わった。そこから4シーズン、横浜FMの10番を背負い、02年夏にレッジーナ(イタリア)へ移籍。レッジーナでも10番を付け、セルティック(スコットランド)では25番、エスパニョール(スペイン)では7番だった。日本代表でも長年、背番号10を任されてきた中村がクラブチームで10番を付けるのは04-05シーズンのレッジーナ以来、8年半ぶり。横浜FMでは12年ぶりだ。

 アディダス社製の新ユニフォームは前面に2色のブルーを採用。右半身は伝統の深いマリノスブルー、左半身は革新的に進化するクラブを象徴した新たな淡いマリノスブルーが配されている。伝統と進化をコンセプトにした“新戦闘服”。中村は「今までのマリノスの歴史を受け継いでいけるように、今年も上位に食い込んでいけるようにしたい」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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