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鹿島ユースから昇格のGK小泉「蛇のような存在になりたい」

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 鹿島アントラーズの新体制発表会見で恒例となっているという新加入選手への「自分を動物に例えるならば」という質問。鹿島ユースから昇格したGK小泉勇人は「蛇のような存在になりたいと思います。『蛇に睨まれた蛙』ということわざがあるように、自分がゴール前にいることで相手にプレッシャーをかけられるというか、相手の選択肢を消せるような存在感のあるGKになりたいです」とはっきりとした口調で答えた。他はMFカイオが「チーター」、MF杉本太郎は「カメ」、FW赤崎秀平は「鷲」、DF山本脩斗は「馬」とそれぞれ語っていたが、小泉は特に明確に目指すスタイルを言葉にしていた。

 190cm、83kg、利き足は左の大型GKは鹿島のホームタウンでもある神栖市出身だ。「自分は地元出身なので、ずっと鹿島アントラーズに入ることを夢見て頑張ってきました。このチームに入ることができて嬉しいです。1年目から試合に関われるように頑張って、ソガ(曽ヶ端)さんの座を脅かせるように頑張ります」と意気込む。昨シーズンからトップチームの練習に参加しているGKは先輩GKたちと比較して「動きの柔らかさだったり、ひとつひとつのプレーの正確さ」を課題に挙げるが、絶対の自信を持つハイボールへの強さとシュート反応の良さ、そして「蛇」のような威圧感を武器に高い壁に挑戦。「地元の方々に勇気を与えられるように頑張ります」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)
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