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「すべての人に感謝」都倉の移籍後初ゴールで札幌が松本に勝利

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[4.5 J2第6節 札幌1-0松本 札幌ド]

 7位コンサドーレ札幌がFW都倉賢の移籍後初ゴールで3位松本山雅FCに1-0で競り勝った。札幌は2試合ぶりの白星で6位に浮上。松本は今季初の連敗で8位に後退した。

 昨季まで神戸に所属していた都倉はオフに海外移籍を目指してデンマークのクラブに練習参加していたが、契約には至らず、シーズン開幕後の3月6日に札幌加入が発表された。4試合目の出場で待望の初ゴール。試合後のインタビューでは「チャンスをくれる中、なかなかゴールという形でチームに貢献できなくて歯がゆい思いをしていた。監督やスタッフ、チームメイトのサポートがあって今日のゴールが生まれた。すべての人に感謝したい」と喜んだ。

 札幌は前半13分、GK李昊乗のゴールキックからMF前田俊介が競り合ってこぼれたボールをMF石井謙伍が右足でロングシュート。これは枠を外れたが、同42分には前田のスルーパスから石井が決定機を迎えた。GKと1対1だったが、シュートを急いだか、フィニッシュの精度を欠き、ゴール左に外れた。

 対する松本は前半17分、クリアボールを拾ったMF岩間雄大の横パスからMF岩上祐三が強烈な左足ミドルを放つが、GK李が横っ飛びでセーブ。同34分にも岩上が直接FKでゴールを狙ったが、わずかにクロスバーの上に外れた。

 一進一退の攻防となった前半はスコアレスで折り返したが、後半はホームの札幌がボールを支配する。後半7分、オーバーラップからDF上原慎也が左クロス。石井がダイビングヘッドで合わせたが、GK村山智彦に右手1本で弾き出された。

 それでも後半15分、待望の先制点を挙げる。MF砂川誠が自陣からドリブルで攻め上がり、前線に浮き球のボールを送る。途中出場の都倉がPA内でDF多々良敦斗との競り合いを制し、反転から左足でシュート。鮮やかな先制点が決勝点となり、札幌が1-0の完封勝利をおさめた。


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