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川又、空振りでも同点ゴール 新潟は神戸とドローで8戦不敗

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[4.29 J1第10節 新潟1-1神戸 デンカS]

 2位ヴィッセル神戸はアウェーでアルビレックス新潟と1-1で引き分けた。4連勝後、2試合連続のドロー。一方の新潟は0-1の試合終了間際にFW川又堅碁が同点ゴールを決め、8試合負けなし(3勝5分)となった。

 神戸は前半21分、FW小川慶治朗のシュートが右ポストを直撃。絶好のチャンスを生かせず、前半を0-0で折り返すと、新潟も後半7分にDF金珍洙の左クロスにフリーのMF成岡翔が頭で合わせたが、枠を捉え切れなかった。

 0-0の拮抗した試合は意外な形で動いた。後半22分、MFレオ・シルバのバックパスをMF森岡亮太がカット。そのままドリブルで切れ込んだ森岡のシュートはGK守田達弥に阻まれたが、こぼれ球をMFペドロ・ジュニオールが押し込み、神戸が先制点を奪った。ペドロは2戦連発の今季7得点目。一方、FWマルキーニョスにゴールは生まれず、6戦連発はならなかった。

 このまま神戸が逃げ切るかと思われた試合終了間際の後半45分、負けない新潟が本領を発揮した。金の左クロスがファーサイドに抜けてきたボールを川又が左足ボレーで狙う。左足のシュートは空振りとなったが、ボールは軸足の太腿付近に当たってゴールラインを越え、値千金の同点ゴールとなった。

 思わず苦笑いを浮かべた川又だが、これが3試合ぶりの今季3得点目。エースが運も味方に付け、勝ち点1をもぎ取った。新潟はこれで8戦負けなし(3勝5分)。神戸も6戦負けなし(4勝2分)となり、好調なチーム同士が勝ち点1を分け合った。


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