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船山が3戦連発のバースデー弾!松本が終盤の2ゴールで連勝

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[5.6 J2第12節 大分0-2松本 大銀ド]

 3位松本山雅FCはアウェーで大分トリニータと対戦し、2-0で勝った。FW船山貴之がバースデーゴールとなる3戦連発弾。今季9得点目となるゴールを決め、チームを2連勝に導いた。

 立ち上がりから松本が試合の主導権を握った。前半のシュート数は大分の1本に対し、松本は7本。しかし、前半37分、MF田中隼磨のスルーパスに走り込んだ船山のシュートは至近距離でGKに阻まれた。後半12分にはDF岩沼俊介の左クロスをFWサビアがダイビングヘッドで捉え、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。大分を押し込みながら1点が遠かったが、後半37分、ついにゴールをこじ開けた。

 MF岩上祐三の右CKにDF飯田真輝が頭で合わせると、ゴール前にこぼれたボールを途中出場のFW塩沢勝吾が頭でつなぎ、船山が体を投げ出しながら右足で押し込んだ。オーバーヘッド気味のアクロバティックなゴールにも本人は「触るだけだったので、ラッキーゴールです」と謙虚に振り返ったが、27歳の誕生日に決めたバースデーゴールに「うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。

 3分後の後半40分には岩上のロングスローをニアサイドの塩沢がつぶれながらも頭でつなぎ、DF犬飼智也が落としたボールを途中出場のMF喜山康平が左足ボレーで蹴り込んだ。終盤の2得点で勝ち点3をもぎ取った松本。連戦の中、最後まで運動量が落ちずに走り勝った内容に、「そこで差が出たかなと思う」と船山も胸を張っていた。


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