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J3第11節、無敗の首位町田に土、高原の今季3点目で相模原は勝ち点1獲得

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 J3第11節が10日、11日に全国各地で開催された。初年度のJ3はJ2から降格したガイナーレ鳥取、昨季JFLを戦った9クラブ、地域リーグからの飛び級を果たしたグルージャ盛岡、そしてJリーグU-22選抜を加えた12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 ここまで無敗で首位を快走するFC町田ゼルビア福島ユナイテッドFCのホームに乗り込んだ。序盤から主導権を握った町田は次々と福島ゴールを脅かすが、GK内藤友康の好セーブに遭うなど先制点を奪えない。すると前半28分、福島が自陣PA付近でボールを奪ってカウンターを発動させると、DF鴨志田誉、MF益子義浩とつなげたボールを最後はFW小林康剛が鮮やかに決めて先制に成功する。町田は得点ランク首位のFW鈴木孝司を中心に反撃を試みるも、最後までゴールネットを揺らせずに0-1のまま開幕11戦目にして初黒星を喫した。対する福島はうれしいホーム初勝利を飾っている。

 3位AC長野パルセイロと5位SC相模原の上位対決は、序盤から長野が積極的にシュートを放ちながらもゴールをこじ開けられず、逆に前半23分にセットプレーからDFウェズレイに決められて相模原に先制を許してしまう。しかし前半43分、後半6分にFW宇野沢祐次がゴールを奪い、長野が試合をひっくり返す。その後も追加点こそ奪えなかったものの長野が攻め立て、このまま試合終了かと思われた後半40分にベテランの右足が火を噴いた。セットプレーのこぼれ球に反応したFW高原直泰が豪快に蹴り込んで相模原が2-2の同点に追い付き、勝ち点1を分け合った。

 4試合ぶりとなる貴重なゴールを叩き込んだ高原は「セカンドボールを狙っていこうとする中で、この辺にボールが転がってくるかなと予測できた。本当に良いところで自分が狙ったところにボールが来たので、冷静に決められた」と振り返った。

 前節、連勝が4で止まった2位のツエーゲン金沢だったがJリーグU-22選抜を2-0で下して勝ち点で首位町田に並んだ。ブラウブリッツ秋田はMF三好洋央の2得点で藤枝MYFCに2-1の逆転勝利を収め、グルージャ盛岡Y.S.C.C.横浜に3-0の完封勝利。{{c|ガイナーレ鳥取}とFC琉球の試合はスコアレスドローに終わっている。

以下、J3第11節試合結果

5月10日(土)
盛岡 3-0 YS横浜 [盛岡南]
5月11日(日)
秋田 2-1 藤枝 [秋田球]
相模原 2-2 長野 [ギオンス]
鳥取 0-0 琉球 [とりスタ]
福島 1-0 町田 [とうスタ]
金沢 2-0 J-22 [石川西部]


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