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愛媛が“讃岐中傷旗”問題の処分決定…サポ1名に無期限入場禁止処分

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 愛媛FCは23日、18日のJ2第14節のカマタマーレ讃岐戦で、一部のサポーターが讃岐を中傷するフラッグを掲げるなどした行為に対する処分を決定したと発表した。

 違反行為を行ったのは愛媛サポーター6名で、讃岐の選手バスの前に飛び出し、選手バスの通行を妨害。さらにその中の1名がスタジアムの内外で「ANTI AWA SANUKI IS ODSTRUCTIVE」と書かれたフラッグを掲示。「ODSTRUCTIVE」のスペルが誤って記載されていたものの、不適切な表現と判断したクラブは、即刻フラッグの取り下げを命じていた。

 処分内容は、讃岐の選手バスの通行妨害行為、および不適切なゲートフラッグをスタジアム内外で掲げた1名に対して、クラブのホームゲームおよびアウェーゲームへの無期限入場禁止。またその他5名に対しては、ホームゲームへの入場禁止10試合(5月24日~9月14日)、期間内のアウェーゲームも入場禁止とする処分を決定している。

 愛媛の亀井文雄社長は公式サイトで「今回の違反行為におきまして、当日ニンジニアスタジアムにご来場された皆様、およびカマタマーレ讃岐に関係するすべての皆様に、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。クラブは両クラブ選手バス到着位置の変更や、入場時の手荷物チェックの強化などを行うとしている。

 讃岐も公式サイトで愛媛のリリースを転載。「讃岐としましても、『クラブを愛する多くのファン・サポーターの皆様とともに、世界一フェアでオープンなJリーグを作っていきたい』というJリーグの理念に沿って努力してまいりますので、引き続きのご声援をよろしくお願い申しあげます」と結んでいる。

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