beacon

ワンチャンス生かした2位鳥栖が神戸との上位対決制す

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.19 J1第15節 神戸0-1鳥栖 ノエスタ]

 2位サガン鳥栖はアウェーで4位ヴィッセル神戸に1-0で競り勝ち、再開初戦の上位対決を制した。鳥栖は2試合ぶりの白星で5戦負けなし(4勝1分)。首位・浦和を勝ち点1差で追走している。

 前半は神戸のペースで試合が進んだ。立ち上がりからゴール前に迫るシーンをつくり、前半31分には中盤でボールを奪ったMFチョン・ウヨンがそのまま中央をドリブルで駆け上がり、FWマルキーニョスにラストパス。しかし、マルキーニョスのシュートは角度がなく、枠を捉えられなかった。

 前半43分にはMFペドロ・ジュニオールがドリブルで切れ込み、鋭い切り返しから右足でシュート。GKが弾いたところにFW小川慶治朗が詰めたが、小川のシュートも至近距離でGK林彰洋に阻まれ、決定機を生かせなかった。

 すると0-0で折り返した後半16分、鳥栖がワンチャンスを生かす。ハーフウェーライン付近からMF岡本知剛が前線にロングフィード。これをクリアしようとしたDF茂木弘人とDF増川隆洋がかぶる形でボールがこぼれ、MF金民友がゴール前に抜け出した。金民友はGKとの1対1から冷静に左足でシュート。劣勢だった鳥栖が先制に成功した。

 その後は神戸が必死の反撃を試みるが、鳥栖の粘り強いディフェンスに阻まれ、決定的な場面をつくれない。鳥栖は最後まで運動量が落ちず、そのまま1-0で逃げ切り勝ち。苦しみながらも勝ち点3をもぎ取り、リーグ再開初戦を白星で飾った。


▼関連リンク
[J1]第15節 スコア速報

TOP