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J3第19節、長野が金沢かわして2位再浮上、鳥取MFフェルナンジーニョがハットトリック達成!!

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 J3第19節が27日に全国各地で開催された。すでに2巡目の対戦に入っており、初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行って覇権を争うことになる。

 首位の町田を追う2位のツエーゲン金沢福島ユナイテッドFCをホームに迎えた。ここ5戦4勝1分と好調を維持する金沢は、勢いそのままに前半11分にMF大町将梧のゴールで先制。さらに同22分にはMF佐藤和弘のCKからDF太田康介がヘッドで決めて、2-0とリードを広げた。しかし、同40分にMF柴原誠に決められて1点差に詰め寄られると、後半32分にMF鴨志田誉のクロスからFW金弘淵にヘッドで豪快に決められて、試合を振り出しに戻されてしまう。最後まで勝ち越し点を狙った金沢だったが、福島の守備を崩し切れずに試合終了のホイッスルが吹かれ、2-2のドローに終わった。

 前節金沢に抜かれて3位に転落したAC長野パルセイロブラウブリッツ秋田と対戦した。前半12分に先制の好機を逃した長野だったが、同24分に試合を動かす。センターサークル付近からのMF向慎一のFKをDF松原優吉がヘッドでコースを変えたボールを、DF川鍋良祐が押し込んだ。後半開始直後の秋田の猛攻をGK田中謙吾を中心とした粘り強い守備でしのいだ長野は後半5分、FW宇野沢祐次がPKを沈めてリードを2点差に広げる。その後、追加点こそ奪えなかったが、秋田の反撃をきっちりと抑えて2-0の完封勝利を収めた。3試合ぶりに勝ち点3を積み上げた長野は、金沢をかわして2位に再浮上している。

 FC琉球と対戦した4位ガイナーレ鳥取は、中断期間中に加入した鳥取MFフェルナンジーニョが大爆発。前半10分に相手DFのミスを見逃さずにボールを奪って先制点を叩き込むと、同13分には相手GKのミスを突いて2点目を奪う。さらに後半15分には落ち着いてゴールに流し込んでハットトリックを達成。前節のデビュー戦から2戦4発とゴールを量産する助っ人の活躍で、鳥取が3-0で琉球を下した。

 JリーグU-22選抜と対戦した首位のFC町田ゼルビアは1-1のドローで勝ち点1を上積み。グルージャ盛岡Y.S.C.C.横浜の一戦は1-1、SC相模原藤枝MYFCの一戦は2-2の痛み分けに終わっている。

以下、J3第19節試合結果

7月27日(日)
盛岡 1-1 YS横浜 [盛岡南]
相模原 2-2 藤枝 [ギオンス]
長野 2-0 秋田 [長野]
琉球 0-3 鳥取 [沖縄市陸]
町田 1-1 J-22 [町田]
金沢 2-2 福島 [石川西部]


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