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宇佐美2発演出&急造守備陣完封!!G大阪が大阪ダービーに完勝

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[9.20 J1第24節 G大阪2-0C大阪 万博]

 ガンバ大阪がホームでセレッソ大阪を2-0で下し、3連勝を飾った。FW宇佐美貴史が2得点を演出し、ホームでの大阪ダービーに快勝。前節の柏戦(2-0)で12試合ぶりの白星を挙げたC大阪だが、連勝ならず、降格圏からも脱出できなかった。

 C大阪は前半6分、縦パスに抜け出したFW永井龍が左足を振り抜くが、GK東口順昭がセーブ。G大阪も同23分にCKのカウンターからDF丹羽大輝のスルーパスにFWパトリックが反応し、GKと1対1を迎えたが、シュートは至近距離でGKキム・ジンヒョンに阻まれた。

 均衡が破れたのは前半37分。G大阪は中央でボールキープした宇佐美がゴール前に絶妙なスルーパスを通し、走り込んだMF阿部浩之が左足で流し込んだ。4月12日に行われたアウェーでのC大阪戦(2-2)でも2得点を決めていた阿部。今季の大阪ダービー2戦3発となった。

 1点ビハインドとなったC大阪は後半開始からFW杉本健勇に代えてFWフォルランを投入。フォルランは後半15分に左足ミドルを狙うが、ゴール右へ。後半33分には永井に代わってFWカカウがピッチに入った。

 攻撃的なカードを切って反撃に出るC大阪。後半27分には永井の右足ミドルが左ポストを直撃した。1点リードを守るG大阪の守備陣は集中力を保ち、粘り強く跳ね返す。すると試合終了間際の後半44分、宇佐美の右クロスを受けたMF二川孝広がシュート。GKが弾いたところにFW佐藤晃大が詰め、右足で押し込んだ。

 佐藤の今季リーグ戦初ゴールで2-0と試合を決定づけたG大阪。DF岩下敬輔が出場停止で、U-21日本代表DF西野貴治も不在と、レギュラーのCB2人を欠く中、丹羽と今季初出場初先発となったDF金正也の急造コンビが最後まで無失点に抑え、3試合連続の完封勝利に貢献した。


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