beacon

看板破壊出場停止明けの大久保の“豪快復活劇”、憲剛「カッコよすぎる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.23 J1第25節 大宮1-3川崎F NACK]

 敵地で大宮アルディージャと対戦した川崎フロンターレは、FW大久保嘉人のハットトリックの活躍によって、3-1で勝利した。2試合ぶりの勝ち点3。首位・浦和との勝ち点差6をキープした。

 汚名返上とばかりにエースが大爆発した。大久保は8月30日の名古屋戦で看板を蹴って破壊したとして、2試合の出場停止処分を受けた。“みそぎ”を済ませて迎えた23日の大宮戦。前半21分にMF中村憲剛の長いスルーパスから大久保が先制点を奪う。さらに後半6分にはDF田中裕介の折り返しを難なく沈め、2点目。そして後半34分、ドリブルでエリア内に持ち込むと、角度のない位置から豪快にニアサイドをぶち抜き、ハットトリックを完成させた。

 大久保のハットトリックはC大阪時代の2004年9月19日に行われたJ1第2ステージ第5節・市原(現千葉)戦以来、10年ぶり2回目。得点ランキングでも神戸FWペドロ・ジュニオール(13得点)を一気に抜き去り、15得点で単独トップに躍り出た。

 豪快な復活劇にチームメートも驚きを隠せない。ブログを更新した中村は、「今日はもうこの人に尽きるでしょ」と3本の指を立てて微笑む大久保の写真を掲載。「出場停止明けの試合でハットトリックなんて…。カッコよすぎる(笑)」と祝福した。

TOP