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大分、勝ち点1及ばずプレーオフ逃す…湘南は勝ち点101に到達

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[11.23 J2第42節 大分2-3湘南 大銀ド]

 大分トリニータのJ1復帰への道は最終節で断たれた。ホームで湘南ベルマーレに2-3で敗れ、7位終戦。昇格プレーオフ出場圏となる6位に勝ち点1及ばなかった。

 先制したのは、勝って逆転でのプレーオフ進出をたぐり寄せたい大分だった。前半7分、大きなサイドチェンジからMF西弘則が右サイドを抜け出し、ニアへのクロスに飛び込んだFW林容平がダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。

 しかし、湘南も前半21分、右CKのセカンドボールをDF亀川諒史がPA外から豪快な右足ミドルを叩き込み、1-1の同点。大分は同36分、MFキム・ジョンヒョンが直接FKを狙うもGKの好セーブに阻まれた。

 前半を1-1で折り返すと、大分は後半7分にキムが左足ミドルを放つが、これもGKがセーブ。すると直後の後半8分、湘南は縦パスを受けたFW岡田翔平が鮮やかな右足ループシュートでGKの頭上を越し、2-1と勝ち越しに成功した。

 大分は後半27分、MF風間宏矢に代えてFW高松大樹を投入すると、その2分後だった。MF松本怜の右クロスを林が倒れ込みながら右足ボレー。これはGKに弾かれたが、こぼれ球を高松が押し込み、2-2の同点に追いついた。

 逆転、そしてプレーオフ出場へ勢いに乗りたい大分だったが、直後の後半31分に湘南はMF古林将太の右クロスから最後はFWウェリントンがヘディングで押し込み、3-2。ウェリントンの今季20得点目で湘南が競り勝った。

 湘南は今季31勝目(8分3敗)で勝ち点101に到達。4連勝で今シーズンを締めくくり、J1復帰となる来シーズンへつなげた。一方の大分はホーム2連敗。6位山形も敗れたため、勝っていれば逆転でプレーオフ進出となっていたが、勝ち点1届かず、7位でシーズンを終えた。


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