指揮官も驚いたGK山岸の決勝弾 石崎監督「GKコーチが教えていたそうです」
[11.30 J1昇格PO準決勝 磐田1-2山形 ヤマハ]
モンテディオ山形は30日に行われたJ1昇格プレーオフの準決勝で、ジュビロ磐田に2-1で勝利し、7日の決勝に駒を進めた。1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、GK山岸範宏がFW顔負けの決勝ヘッドを決めるという驚きのドラマが待っていた。
試合後、山形の石崎信弘監督は「自分たちは6位という形で、勝たなければいけないという状況で、先制点は取れましたが、その後に追加点を取れず、前半の終了間際に失点してしまった。やはり、笛が鳴るまではしっかり集中して戦っていかなければいけないんじゃないかなと思います」と、磐田にも響きそうな言葉で会見をスタートさせた。
GKによる、あまりに見事な決勝ゴールを、「山岸のCKからのヘディングシュートですが、みんなの気持ちが乗り移って、ゴールに吸い込まれていったのではないかなと思います」と振り返った石崎監督だが、チームで取り組んできたサインプレーではなかったという。笑いながら「僕は(練習で)やったことないです」と話した石崎監督だったが、「ただ、」と続ける。
「ただ、東京V戦でも終了間際にCKがあったんです。そのときは大分が負けている状況だったので、いろんな状況を考えながら『行かなくていい』と話していたのですが、今週は、『もし勝たなければいけない状況になって、そういう状況になったら山岸を上げるように』と言っていたので、GKコーチは練習していたようです。僕の知らないところで(笑)。ただ、練習でも『あんなに素晴らしいゴールは決まっていなかった』と言っていました」と、笹原義巳GKコーチの指導と、本番で見事に結果を出した山岸を称えた。
(取材・文 河合拓)
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モンテディオ山形は30日に行われたJ1昇格プレーオフの準決勝で、ジュビロ磐田に2-1で勝利し、7日の決勝に駒を進めた。1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、GK山岸範宏がFW顔負けの決勝ヘッドを決めるという驚きのドラマが待っていた。
試合後、山形の石崎信弘監督は「自分たちは6位という形で、勝たなければいけないという状況で、先制点は取れましたが、その後に追加点を取れず、前半の終了間際に失点してしまった。やはり、笛が鳴るまではしっかり集中して戦っていかなければいけないんじゃないかなと思います」と、磐田にも響きそうな言葉で会見をスタートさせた。
GKによる、あまりに見事な決勝ゴールを、「山岸のCKからのヘディングシュートですが、みんなの気持ちが乗り移って、ゴールに吸い込まれていったのではないかなと思います」と振り返った石崎監督だが、チームで取り組んできたサインプレーではなかったという。笑いながら「僕は(練習で)やったことないです」と話した石崎監督だったが、「ただ、」と続ける。
「ただ、東京V戦でも終了間際にCKがあったんです。そのときは大分が負けている状況だったので、いろんな状況を考えながら『行かなくていい』と話していたのですが、今週は、『もし勝たなければいけない状況になって、そういう状況になったら山岸を上げるように』と言っていたので、GKコーチは練習していたようです。僕の知らないところで(笑)。ただ、練習でも『あんなに素晴らしいゴールは決まっていなかった』と言っていました」と、笹原義巳GKコーチの指導と、本番で見事に結果を出した山岸を称えた。
(取材・文 河合拓)
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