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G大阪3冠へ9年ぶりリーグV…浦和は逆転負け、大宮はついにJ2降格

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 2014年のJ1最終節、第34節が6日に行われた。

 全試合同時刻キックオフとなる予定だったが、積雪の影響でアルビレックス新潟対柏レイソルが中止。8試合の実施となった。

 優勝争いはガンバ大阪浦和レッズ鹿島アントラーズの3チームに絞られていた。勝ち点62でG大阪と浦和が並ぶ展開。得失点で上回るG大阪が前節首位を奪取した。勝ち点60の鹿島は両チームが引き分け以下に終わり、勝利かつG大阪と2差ある得失点差を上回れば、大逆転Vを決める。G大阪は敵地で徳島ヴォルティスとい、浦和はホームで名古屋グランパスと、鹿島はホームでサガン鳥栖と対戦した。

 いきなり動きがあったのは浦和。開始2分、DF槙野智章がCKを合わせて先制。この時点で浦和が首位に立った。他会場ではさらに前半6分に鳥栖がMF高橋義希の得点で先制。優勝争いはますます浦和とG大阪の一騎打ちの様相を呈してきた。

 唯一、自力優勝の可能性を持つG大阪だが、最下位が確定している徳島相手だがゴールが遠い。前半は0-0。浦和首位、G大阪2位のまま、ハーフタイムを迎えた。

 3会場で次に動きを見せたのは名古屋。後半27分、CKのこぼれ球をDF牟田雄祐が押し込み同点。これで首位が再び逆転。鹿島の優勝の可能性も復活した。さらに名古屋は後半44分にFW永井謙佑が逆転ゴールを突き刺す。浦和は1-2で逆転負けを喫してしまった。鹿島も鳥栖に0-1で敗れた。

 結局、G大阪は0-0のまま終了。勝ち点1を積み上げ、9年ぶりのリーグ優勝を決めた。ナビスコ杯、リーグを制したG大阪。残すは10日に決勝を行う天皇杯。3冠が目前に迫った。

 清水エスパルス大宮アルディージャの2チームに絞られていたJ1残留争いは、甲府と0-0で引き分けた清水が勝ち点を36に伸ばして、15位を確定。C大阪を2-0で下した大宮だが、勝ち点1届かず。毎年終盤戦の強さを見せて、J1残留を続けていた大宮だが、ついにJ2降格が決定した。

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