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失点が続く状況に危機感…柏MF大谷「ゼロで終われるゲームを1試合」

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[4.16 J1第1ステージ第6節 柏1-3鹿島 柏]

 鹿島アントラーズに3点を献上し敗れた柏レイソル。公式戦での連続失点は「7」に伸びてしまった現状に、MF大谷秀和は危機感を募らせる。

「失点が多いゲームが続いているので、しっかりゼロで終われるように。『攻撃的にやろう』と掲げているとはいえ、そういうところにはこだわらないと。ゴールを奪っても失点していたら勝てないので、チーム全員で細かいところまで追求していかないといけない」

 今季の柏はボランチを1枚にした4-1-2-3を基本布陣にしているが、鹿島戦はボランチを2枚にした4-2-3-1で臨み、大谷はMF栗澤僚一とボランチを組んだ。

「今日はずっとダブルボランチでやっていたので。いつもみたいにアンカーにバラ(茨田)がいると、バラが残ったりしているので、CBの2人と、最低3人は残るかんじなので。ダブルボランチだといつもと勝手が変わってくるので、そこら辺のコミュニケーションはしつこいくらいに取らないといけないですし、どんなシステムであれ、やらないといけないことをしっかりとやって、ゼロで終われるゲームを1試合できれば」

 とはいえ、吉田達磨新体制がスタートしてからまだ3か月。しかも、昨季までのリアクションサッカーから、自らボールを保持するアクションサッカーへと180度舵を切ったばかりで、チームは発展途上にある。それでも柏のキャプテンは「プロである以上、しっかりと結果をついて来させないといけない」と自ら勝利を課していた。

(取材・文 奥山典幸)

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