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憲剛の3Aで川崎Fがホーム100勝飾る、「これがゴールではない」

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[4.25 J1第1ステージ第7節 川崎F3-0甲府 等々力]

 ホームJ1通算100勝を3-0の大勝で飾った川崎フロンターレ。主将のMF中村憲剛は圧巻の3アシストでこの記録に華を添えた。

 まずは、J1通算4位タイ139点目となったFW大久保嘉人による先制点。FW小林悠ヴァンフォーレ甲府DFにチャージされて流れてきたこぼれ球を、「PKだと思って集中切らしていた」大久保へ。「嘉人にぶつけちゃえ」と中村が送った鋭いパスを大久保がピタリとトラップし、右足で流し込んだ。

 MFレナトへの1アシスト目は、MF大島僚太、大久保、中村がダイレクトでつないだパスワークから。そして、2アシスト目はカウンターから中村のスルーパスを左サイドで受けたレナトが、ドリブルでペナルティエリアに侵入しDFをかわす個人技でゴールネットを揺らした。

「いままでいた選手たちや、いままで応援してくれたサポーターあっての100勝」と感謝の意を示した中村。「これがゴールではないので、ひとつ、ふたつ積み重ねられるように頑張りたいと思います」とさらなる勝利を誓う。

 ホームJ1通算100勝、大久保のJ1通算139得点、さらに、暫定で2位に浮上、今季初の無失点。川崎Fにとってはとても意義のある1勝となったこの試合を「連戦の中で全部が全部うまくいっているわけではない。まだまだミスも多いし」とキャプテンは課題を挙げていた。

(取材・文 奥山典幸)

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