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金沢の連勝は6でストップ…初のJ2首位浮上ならず

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[4.29 J2第10節 金沢1-1札幌 石川西部]

 2位ツエーゲン金沢はホームでコンサドーレ札幌と1-1で引き分け、連勝が6でストップした。首位・磐田がこの日、福岡に0-1で敗れていたため、勝てばクラブ初のJ2首位に立つ一戦だったが、ドローで7連勝を逃し、首位浮上はならなかった。

 札幌は前半9分、右CKのショートコーナーからMF堀米悠斗の右クロスにFW内村圭宏が頭で合わせ、先制点。金沢も同19分、MF清原翔平が右サイドに展開し、DF辻尾真二がダイレクトでクロスを上げると、これにFW水永翔馬がニアサイドで合わせ、同点ヘッドを叩き込んだ。

 1-1で折り返した後半も互いに攻め合う激しい展開が続く。金沢は後半24分、FW佐藤和弘の左足ミドルが水永に当たってコースが変わり、GKの逆を突いたが、わずかにゴール左へ。札幌も同28分に1本のロングフィードでFW都倉賢がゴール前に抜け出し、フィニッシュまで持ち込んだが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。

 終盤は金沢が攻勢に出て札幌を押し込んだが、勝ち越しゴールを奪うことはできず、試合はそのまま1-1で引き分けた。7連勝を逃した金沢は勝ち点1を積み上げるにとどまり、磐田と勝ち点22、得失点差+11で並んだが、総得点で1点下回り、2位のまま。札幌も連勝は2で止まったが、これで5試合負けなし(2勝3分)となった。


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