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J3第8節…長野が5連勝で2位浮上、山口は琉球との打ち合いを劇的弾で制す

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 J3第8節が29日に全国各地で開催された。2年目を迎えたJ3はJ2から降格したカターレ富山、昨季J3を戦った11チーム、そしてJFLから昇格したレノファ山口を加えた13クラブによって覇権が争われる。

 4連勝中の3位AC長野パルセイロ福島ユナイテッドFCのホームに乗り込んだ。試合は前半8分に動く。DF松原優吉のロングスローのこぼれ球をMF金久保彩がつなぐと、FW勝又慶典が鮮やかなヒールで流し込んで長野が先制に成功する。後半8分にMF星雄次にPKを沈められて福島に同点とされながらも、同27分にFW高橋駿太がヘッドで叩き込んで再びリードを奪うと、そのまま逃げ切った長野が2-1の勝利を収めて順位を2位に上げた。

 前節、開幕からの連勝が5でストップした首位のレノファ山口FCFC琉球の一戦は激しい打ち合いとなった。前半10分にMF島屋八徳の得点で先制した山口だったが、同30分に同点に追い付かれると、同44分と後半5分に琉球に得点を許して1-3とリードを奪われてしまう。しかし、同11分にMF福満隆貴、同24分に島屋が決めて同点に追い付くと、アディショナルタイムにFW岸田和人が決勝点を奪い、4-3とした山口が劇的な逆転勝利を収めた。

 FW井上平の決勝点でカターレ富山を1-0で下したSC相模原が3位に浮上、グルージャ盛岡とスコアレスドローのFC町田ゼルビアは4位に順位を落とした。ブラウブリッツ秋田はMF前山恭平の2得点で藤枝MYFCから2-0の勝利を収め、Y.S.C.C.横浜JリーグU-22選抜の一戦は0-0で終わっている。なお、ガイナーレ鳥取の今節の試合はなかった。

第8節試合結果

4月29日(水)
盛岡 0-0 町田 [盛岡南]
福島 1-2 長野 [とうスタ]
YS横浜 0-0 J-22 [ニッパツ]
富山 0-1 相模原 [富山]
藤枝 0-2 秋田 [藤枝サ]
山口 4-3 琉球 [維新公園]

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