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G大阪、リンス弾で3位浮上!広島は21年ぶり6連勝ならず…

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[5.10 J1第1ステージ第11節 広島0-1G大阪 Eスタ]

 ガンバ大阪が敵地でサンフレッチェ広島を1-0で下した。2試合ぶり勝利で勝ち点を22に伸ばしたG大阪は、得失点で広島をかわして3位に浮上した。5連勝中だった広島は、21年ぶりのリーグ戦6連勝を狙ったが達成はならず。王手がかかっていたJ1通算300勝もお預けとなった。

 前半は広島がやや優勢に進めた。開始1分のプレーでMF柏好文のクロスからMF柴崎晃誠があたまで合わせたシュートがクロスバーを叩くと、同17分には今季2度目の先発となったMF野津田岳人が左足強烈ミドルを狙ったが、枠を捕えたシュートはGK東口順昭の好セーブに阻まれた。

 前半はシュート2本に抑え込まれたG大阪だが、後半に入ると徐々にエンジンがかかり出す。すると、後半15分、G大阪が試合を動かすことになる。FKをMF遠藤保仁がゴール前に蹴り入れると、ファーサイドにいたDF岩下敬輔が折り返す。一度は広島DFに跳ね返されるが、再び岩下が入れ直すと、今度はFWリンスが頭で押し込み、先制に成功した。ACLでは途中出場で結果を残し続けた助っ人FWが、今季2試合目のスタメンとなったリーグ戦でしっかり結果を残した。

 昨年のナビスコ杯決勝以来の対戦となる両チーム。しかし、その試合でもG大阪が勝利したように、ここ最近の公式戦の対戦成績は、G大阪が3連勝中と相性の良さがあった。この試合でも広島は後半32分に、12日から始まる日本代表候補合宿に参加するメンバーにも選出されているDF塩谷司が直接FKを狙ったが、枠上に外れる。終了間際にはFWドウグラスがオーバーヘッドで狙ったが、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。リーグ戦では21年ぶりの6連勝を狙った広島も、G大阪を前に完封負けを喫した。 


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