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名波監督は怒りでボトル蹴る…磐田は終了間際の失点で痛恨ドロー

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[7.8 J2第22節 磐田1-1讃岐 ヤマハ]

 2位ジュビロ磐田はホームでカマタマーレ讃岐と対戦し、1-1で引き分けた。前半18分に先制しながら後半アディショナルタイムに失点。前節・熊本戦(1-1)に続いて2試合連続で追いつかれてのドローに終わった。

 立ち上がりからセットプレーのチャンスをつくる磐田は前半18分、MF上田康太の右CKにDF櫻内渚が頭で合わせ、先制点。試合の主導権を握り、前半を1点リードで折り返すが、後半24分、右サイドから中に切れ込んだFWジェイの左足ミドルがGKの正面を突くなど、なかなか2点目を奪えない。

 すると徐々に讃岐が流れを引き寄せ、後半28分にはDF沼田圭悟の右クロスにMF仲間隼斗がダイビングヘッドで合わせる。ここはGKカミンスキーのビッグセーブに阻まれたが、後半アディショナルタイム、ドリブルで右サイドに流れたMF高木和正のクロスにMF永田亮太が頭で合わせ、土壇場でゴールネットを揺らした。

 1-1の同点。磐田のベンチ前では名波浩監督が思わずペットボトルを蹴り飛ばした。直後にタイムアップのホイッスル。磐田は2戦連続ドローで、ホームでは3戦勝ちなし(2分1敗)となり、サポーターからはブーイングも飛んでいた。

 一方、劇的な同点ゴールで引き分けに持ち込んだ讃岐はこれで5戦負けなし(1勝4分)。永田は試合後のインタビューで「ジュビロという強い相手に最後まであきらめずに戦えたことが次につながると思う」と、アウェーで手にした勝ち点1を素直に喜んだ。

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