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2位磐田、3戦ぶり白星も…今季10ゴールのアダイウトンが負傷交代

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[7.12 J2第23節 栃木0-2磐田 栃木グ]

 ジュビロ磐田はアウェーで栃木SCと対戦し、2-0で快勝した。最近2試合はいずれも追いつかれてのドローに終わっていた磐田だが、3試合ぶりの白星を飾り、首位・大宮と勝ち点8差の2位をキープした。

 磐田は前半9分、ハイボールのこぼれ球に素早く反応したMF松浦拓弥がPA内に切れ込み、右足でシュート。GKの体を弾いてゴールネットを揺らし、先制点となった。さらに同21分には左サイドからDF駒野友一が右足で上げたピンポイントクロスをFWジェイが打点の高いヘディングで捉え、2-0とリードを広げた。

 栃木も前半40分、DF赤井秀行の右足ミドルがDFに当たってコースが変わり、右ポストを直撃。ヒヤリとさせられた磐田にさらなるアクシデントが襲う。後半9分、MFアダイウトンがスライディングタックルを仕掛けた際に左膝を痛め、負傷交代。ここまで得点ランキング2位タイの10ゴールを記録しているブラジル人MFは左膝をおさえてピッチに倒れ込むと、苦悶の表情を浮かべ、そのまま担架で運び出された。

 その後は栃木の反撃に遭った磐田だが、守備陣が粘り強く我慢する。最近2試合はいずれも先制しながら追いつかれてドローに終わっていたが、その反省も生かし、2-0の完封勝利。3試合ぶりの勝ち点3を手にしたが、次節18日には千葉との上位対決を控えるなど夏場の連戦の中、アダイウトンの状態が心配される。

[J2]第23節 スコア速報

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