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加入直後も存在感、千葉DF富澤「俄然やる気が出てきた」

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[7.12 J2第23節 千葉 1-2 群馬 フクアリ]

 加入発表からわずか4日後。横浜FMからジェフユナイテッド千葉に新天地を求めたDF富澤清太郎は、初めて黄色のユニフォームを着て90分間を戦い抜いた。

 最終ラインの中央にDFキム・ヒョヌンとともに入った富澤は、“違い”を見せる。確かなボールコントロールでチームに落ち着きをもたらすだけでなく、最後方からの正確なサイドチェンジを何本も通し、攻撃にリズムを生み出す。さらに、前半43分には強烈なミドルシュートを放ってゴールを脅かすなど存在感を示した。

 しかし、千葉での初戦は1-2の敗戦を喫した。富澤は「(関塚隆)監督が目指すサッカーは大きく言うと圧倒すること。スコアでも圧倒したい展開でしたが、自分でも思っていたJ2ならではの戦い方、その典型的なパターンのカウンターとロングシュートを一発ずつ受けてしまった」と2失点の場面を振り返って唇を噛んだ。

 しかし、この経験が男に火を付けたようだ。「今日はいろいろなことを感じられました。口で言っても気付けない部分がある中で、目を覚まさせてくれたカウンターとロングシュートを見て、俄然やる気が出てきました」と次節以降のさらなる奮起を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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