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闘莉王暴言退場で大熱戦!清水は数的優位生かせず再び最下位転落

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[7.19 J1第2S第3節 清水2-2名古屋 アイスタ]

 清水エスパルス名古屋グランパスの一戦は2-2の引き分けに終わった。最下位の新潟が勝利したため、清水は1節で最下位に逆戻りした。

 試合が動きを見せたのは後半に入ってからだった。まずは2分、清水は右サイドからMF河井陽介がクロスを入れると、ニアに走り込んだFWピーター・ウタカが右足で流し込み、先制に成功した。清水は第2ステージ初得点になった。

 さらに後半8分、試合が大きな動きを見せる。名古屋陣内でDF矢野貴章とMFミッチェル・デュークが激しい競り合いを見せる。主審が試合を止めたあとも2人の小競り合いは続く。これにDF田中マルクス闘莉王も参加。しかしこの時に闘莉王が暴言を吐いたとして、中村太主審はレッドカードを提示した。これに納得いかない名古屋イレブンや西野朗監督は猛抗議。だが判定が覆ることはなく、ビハインドの名古屋が数的不利を強いられることになった。

 それでも次の得点は名古屋に入った。後半20分、セットプレーのゴール前の競り合いの中で矢野がウタカに倒されPKを獲得。これを川又がしっかり蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 しかし後半25分、ウタカがミスを取り返す。右サイドでボールを受けると、縦への突破でMF小川佳純を外す。エリア内に侵入すると、豪快に右足を振り抜き、リードを奪い返した。

 だが前節も後半に3得点を奪ってG大阪を逆転した名古屋は諦めない。後半33分からFWグスタボとFWノヴァコヴィッチを投入して同点ゴールを目指す。すると後半35分、セットプレーで混戦を作ると、矢野の落としたボールをノヴァコヴィッチがシュート。一度目はGK杉山力裕に防がれたが、こぼれ球を押し込み、ドローに持ち込んだ。 


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