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“両雄並び立つ”!宇佐美が1G1Aで魅せれば俊輔土壇場芸術FK弾!!

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[7.19 J1第2S第3節 G大阪2-2横浜FM 万博]

 ガンバ大阪横浜F・マリノスは2-2の引き分けに終わった。

 両チームの役者が魅せた。まずはG大阪FW宇佐美貴史。前半5分、MF遠藤保仁の浮き球パスで左サイドを裏に抜けると、クロスボールでFWパトリックの先制点をアシスト。パトリックは第2ステージ3試合連続ゴールになった。

 さらに後半23分、MF倉田秋がミドルシュートを放つと、前にいた宇佐美に当たってコースが変わる。倉田のリーグ戦今季初ゴールかと思われたが、宇佐美のゴールになった。宇佐美は得点ランキングを独走する15得点目を挙げた。

 横浜FMも後半38分にようやく反撃。FWラフィーニャとのワンツーで抜けたFWアデミウソンがゴールネットを揺らし、1点差。そして後半アディショナルタイム4分、横浜FMはゴール正面の位置でFKを獲得。これを蹴るのはもちろんMF中村俊輔。左足から放たれたボールは、壁を超えると、日本代表GK東口順昭も諦めるしかない完ぺきな弾道を描き、ゴール左隅に突き刺さった。中村のJ1での直接FKゴールは通算18得点目。遠藤と並んでいたランキングで再び単独トップに躍り出た。

 俊輔は「最後と分かっていた。最近は練習でも当たっていたので、入って良かった。新しいボールになってカーブをかけるよりも当てるような感じでスピードを出した。大きい選手がいたので、それを目印にしてうまく蹴ることが出来た」と振り返った。

 G大阪は前節同様、2点のリードを守り切れず。横浜FMは連敗こそ避けたが、リーグ戦の未勝利は7戦に伸びた。


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